異分野基礎科学研究所の李ホンジェ特任助教、高橋大地研究員が日本生物物理学会の若手奨励賞を受賞!

2024年07月01日

本学異分野基礎科学研究所の李ホンジェ特任助教、高橋大地研究員が日本生物物理学会の若手奨励賞を受賞しました。 日本生物物理学会では、平成17年の第43回年会から毎年、年会発表の中から、生物物理学の発展に貢献しつつある優秀な若手会員に対して「若手奨励賞」を贈呈しています。
 この度、李特任助教の「Oxygen-evolving photosystem II structures during S1–S2–S3 transitions」、高橋研究員の「Crosstalk of two bacterial actins composed of the force generation unit of Spiroplasma swimming」の発表に対して、研究奨励賞が授与されました。両氏は6月25日、京都国際会議場にて開催されたIUPAB国際会議にて講演を行い、今回の受賞に際して賞状と記念盾が授与されました。 


【本件問い合わせ先】 
異分野基礎科学研究所
教授 菅 倫寛  
TEL:086-251-7877 


日本生物物理学会の若手奨励賞を受賞した李特任助教(右から2番目)、高橋研究員(左から2番目)と高橋聡学会長(左から1番目)X @miyata_makotoより許可を得て掲載。


異分野基礎科学研究所の菅倫寛教授が第14回HOPEミーティングにモデレーターとして登壇

本学異分野基礎科学研究所の菅倫寛教授が、2月27日~3月3日に開催された日本学術振興会の14回HOPEミーティングにおいて、モデレーターとして登壇しました。
 HOPEミーティングは、アジア・太平洋・アフリカ地域等から選抜された優秀な大学院生等を対象として、ノーベル賞受賞者などの世界の知のフロンティアを開拓した人々との対話、同世代の研究者との交流、さらには人文社会分野の講演や芸術プログラムを通じて、科学者としてより広い教養の涵養と人間性の陶冶を図り、彼らが将来のアジア・太平洋・アフリカ地域等の科学研究を担う研究者として飛躍する機会を提供するものです(日本学術振興会のホームページより)。
 この度、菅教授は第14回HOPEミーティングにて、ヨハン・ダイゼンホーファー博士のモデレーターを務めました。ダイゼンホーファー博士はフーバー博士、ミヒェル博士とともに光合成反応中心の三次元構造を決定した業績により1988年にノーベル化学賞を受賞しています。菅教授はダイゼンホーファー博士の講演に先立ち、「当時ほとんどの研究者は膜タンパク質から良い結晶を作ることはできないと思っていた。博士の素晴らしい業績は光合成の理解を進めただけでなく、膜タンパク質の研究をけん引した」と述べて博士を紹介しました。ダイゼンホーファー博士は講演にて「バクテリアの光合成反応中心はこのように美しい形をしている。のちの研究から植物の光化学系IIと呼ばれるタンパク質と非常によく似ていることがわかった。菅教授らが行っているX線自由電子レーザーを使用した光化学系IIの構造研究は最先端の研究である」とコメントしました。岡山大学は日本のX線自由電子レーザー施設であるSACLA(兵庫県佐用町)から最も近い位置にある国立大学で、沈建仁教授・菅教授らのグループはX線自由電子レーザーを用いた光化学系IIの構造研究において世界的な成果をあげています。
 HOPEミーティングの詳細は日本学術振興会のホームページをご覧ください。[New window]

【問い合わせ先】
異分野基礎科学研究所
教授 菅倫寛
TEL:086-251-7877
E-mail:msuga@okayama-u.ac.jp

モデレーターとしてダイゼンホーファー博士の経歴を紹介する菅教授
ダイゼンホーファー博士(左)と菅教授


異分野基礎科学研究所の菅倫寛教授が国際光合成学会の「The Robin Hill 賞」を受賞!

 本学異分野基礎科学研究所の菅倫寛教授が8月3日、国際光合成学会の「The Robin Hill 賞」を受賞しました。
 光合成は植物や藻類が光のエネルギーを利用して水から酸素を取り出し、二酸化炭素を糖へと変換する反応です。Robin Hillは1930年代に、光合成で水から酸素が発生するには鉄イオンのような電子受容体が必要であること(ヒル反応)を発見しました。国際光合成学会のThe Robin Hill 賞は同氏の光合成研究への貢献を称えて設立されたものです。同賞は同学会に所属する若手研究者のうち、光合成過程の物理的側面に関する研究において顕著な研究成果を輩出したものに対し、国際光合成学会の年会において授与されます。
 この度、菅教授の「光合成の酸素発生の分子機構と光合成関連の膜タンパク質複合体の立体構造」に関する研究に対して、光合成研究の発展への貢献が認められ、The Robin Hill 賞が授与されました。菅教授は8月3日、ニュージーランドにて開催された年会にて受賞講演を行い、賞状を授与されました。同賞の受賞は日本の研究機関に所属する研究者としては初めての受賞となります。
 菅教授は受賞を受け、「この度は名誉ある賞を頂き大変有難く思います。多くの共同研究者、恩師、研究室のメンバー、家族に支えられてこれまで研究を続けて来られたことを感謝します」とコメントしています。

●The Robin Hill 賞
https://www.photosynthesis-research.org/ispr-awards/

【本件問い合わせ先】
異分野基礎科学研究所 
教授 菅 倫寛 
TEL:086-251-7877

国際光合成学会会長のWim VERMAAS教授(右)より賞状を授与される菅教授

異分野基礎科学研究所の沈教授がグレゴリー・アミノフ賞授賞式に出席

本学異分野基礎科学研究所の沈 建仁教授が、6月13日にストックホルムの市庁舎で行われた、スウェーデンロイヤルアカデミーのグレゴリー・アミノフ賞授賞式に出席し、スウェーデン国王により賞状とメダルを授与されました。

沈教授は、同国王出席のもと開かれた晩餐会にも招待され、翌6月14日には、同ロイヤルアカデミーで開催された受賞記念講演会において、光合成の水分解反応機構についてこれまでの成果を紹介しました。

同賞は結晶学に卓越した貢献をした個人に授与されるもので、沈教授は、「生物学における酸化還元金属クラスターの機能解明への根本的な貢献」により、Douglas Rees教授(カリフォルニア工科大学)と共同で2020年に受賞しましたが、新型コロナウイルスの影響で授賞式は延期されており、この度、同ロイヤルアカデミーの年会に合わせて開催されました。

参考:2019年9月18日 異分野基礎科学研究所の沈教授が、スウェーデン王立科学アカデミーより「グレゴリー・アミノフ賞」を受賞

【本件問い合わせ先】

異分野基礎科学研究所 教授 沈 建仁
TEL:086-251-8502

スウェーデン国王から賞状とメダルを授与され、同国王と握手する沈教授

グレゴリー・アミノフ賞の賞状とメダルを手にする沈教授


異分野基礎科学研究所 齊藤助教(特任)が日本蛋白質科学会の若手奨励賞を受賞

日本蛋白質科学会若手奨励賞は、同学会が蛋白質科学の発展に貢献した成果をあげた若手研究者10名程度に対して贈呈するものです。
このたび、齊藤恭紀助教の「イネ由来ケイ酸チャネルによるケイ酸透過機構の構造基盤」の研究に対して、蛋白質科学の発展に著しく貢献したことが認められ、2022年度の日本蛋白質科学会若手奨励賞が授与されました。これまでに同賞は異分野基礎科学研究所の菅倫寛教授が授与されています。

Assist. Prof. Saito received the Award
中川敦史学会長より奨励賞を授与される齊藤助教

研究集会 非線形偏微分方程式の定性的理論(2017年9月17日-9月19日)

2017年9月17日(日)~9月19日(火)の日程で,研究集会「非線形偏微分方程式の定性的理論(俣野博先生65歳記念研究集会)」を開催いたします。詳しくは,以下のウェブページをご覧ください。

http://www.math.okayama-u.ac.jp/~taniguchi/matano2017/index-j.html

【連絡先】
 異分野基礎科学研究所 教授 谷口雅治
 TEL: 086-251-7798


Assistant Professor Position in RIIS (due Mar. 31, 2017)

Assistant Professor Position in Research Institute for Interdisciplinary Science (RIIS) at Okayama University, Japan

One assistant professor is available in the Research Institute for Interdisciplinary Science (RIIS) at Okayama University. This Institute has recently been established at Okayama University to foster research in the areas of mathematical science, neutrino physics, solid state physics, materials science and chemistry, photosynthesis, and structural biology. RIIS is currently seeking a theoretical physicist (M/F) who can contribute to the research project ‘Quantum Physics for Superconductors’, in particular to an investigation of structure, magnetism and superconductivity in iron chalcogenide superconductors supervised by Prof. Harald O. Jeschke. Scientists applying for this position must be highly motivated and qualified.

The position is full time and the initial term is two years; however, depending on research outcomes, the possibility exists for extension until January 2022. Citizens both of Japan and of other countries are welcome to apply. The position is available immediately. Once a decision has been made, this offer will be closed.

Further information about the position is available by email from Prof. Harald O. Jeschke (jeschke@okayama-u.ac.jp). Applicants can access information from the web page http://www.physics.okayama-u.ac.jp/jeschke_homepage and the RIIS website: http://www.riis.okayama-u.ac.jp/en/.

Supporting documents (in English only) required for application:

  • Curriculum vitae (CV) (with contact address and e-mail address)
  • List of publications and grants
  • Statement of research interest and achievements (1-2 pages)
  • Vision/plans for future research (1-2 pages)
  • At least two references

All documents should be submitted by 31 March 2017, through the following website: http://reg.riis.okayama-u.ac.jp/cgi-bin/reg2.cgi/riis3. After your submission, please send Mr. Yasushi Katsube of the RIIS staff (katsube-y@adm.okayama-u.ac.jp) an email informing him that you have applied for a position and submitted the relevant documents.


講演会 11月10日 Bob Robinson氏「Actin Filament Systems in Health and Desease」

下記の要領で分野基礎科学研究所講演会を開催いたします。
どなたにもご参加いただけますので,関心をお持ちの方は是非ご出席ください。
(11月7日追記 部屋と開始時刻が変更になりました)

【日時】 平成28年11月10日(木)13時30分~14時30分
【場所】 岡山大学理学部2階 第32講義室
【演者】 Prof. Bob Robinson (Research Director, Institute of Molecular and Cell Bioloby, A*STAR, Singapore)
【演題】 Actin Filament Systems in Health and Desease(概要

※ 問合せ先: 分野基礎科学研究所 光合成・構造生物学研究コア 沈建仁,高橋裕一郎

講演会 10月7日 Nikolai Zhigadlo氏「Exploring novel materials by high pressure and ceramic combinatorial solid state chemistry」

講演

「Exploring novel materials by high pressure and ceramic combinatorial solid state chemistry」

Nikolai Zhigadlo氏 Department of Chemistry and Biochemistry, University of Bern(Senior research chemist)

日時 2016年10月7日(金) 15:30~17:00
場所 理学部21番講義室

概要

連絡先 異分野基礎科学研究所 久保園 (内線7850)