日本植物生理学会奨励賞は、植物科学関連分野において活躍する同学会所属の若手研究者(40歳未満)に対して贈られるもので、同学会の年会中に授賞式が開かれます。受賞者にはその功績を称え賞状と副賞が贈呈されます。
菅助教は酸素発生型光合成を司る、光化学系II複合体や光化学系I複合体などの光合成蛋白質の構造と機能を結晶学の視点から明らかにする事に取り組んできました。菅助教はこれらの光合成蛋白質について共同研究者と協力しながら結晶学的研究を行い、X線自由電子レーザー施設SACLAや大型放射光施設SPring-8を用いてそれらの立体構造を詳細に決定する事に成功しています。
このたび、菅助教の「光合成蛋白質の構造と機能に関する結晶学的研究」が極めて質が高く、かつ独創的であると認められ、日本植物生理学会2017年度第24回奨励賞が授与されました。
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