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学際基礎科学特別コース

今日の自然科学に関する最先端研究では,従来の数理科学,物理科学,分子科学,生物科学,地球科学などの枠組みで分類された領域間をまたがる境界領域,すなわち学際領域での基礎科学の重要性が高まっています。異分野基礎科学研究所での研究は,まさにこの学際領域の最先端で行われています。大学院自然科学研究科博士課程前期課程に設置されたこの特別コースでは,異分野基礎科学研究所所属の教員が中心となり,学際領域の基礎科学の理解に重点を置いた科目,および研究計画の立案や研究マネージメント方法を学び,研究者倫理,プレゼンテーション能力,コミュニケーション能力を身につけるための科目を提供し,基礎から最先端までの一貫した教育・研究指導を行うことにより,国際的に通用する優れた研究者の養成をめざしています。